〒501-6229
岐阜県羽島市正木町坂丸2-130

糖尿病 Diabetes

糖尿病について

糖尿病の不調は放置せず、
早めにご受診ください

糖尿病とは、インスリンの働きが不十分なためにブドウ糖をうまく利用できず、高血糖の状態が続く病気です。通常は食事で血糖値が上昇してもインスリンが適切に作用すれば元に戻りますが、分泌量の低下や作用不足が続くと、ブドウ糖が血液中に余り慢性的な高血糖となります。高血糖が続くと動脈硬化が進み、糖尿病網膜症や糖尿病腎症に加えて、心筋梗塞・狭心症などの心臓疾患、脳卒中など重大な病気を引き起こす可能性があります。糖尿病は自覚症状が乏しいまま進行することも多いため、無症状でも合併症を防ぐための早期治療が重要です。

このような症状、
お悩みはご相談ください

  • 目がかすむ
  • 足がむくむ
  • 強い喉の渇きを感じる
  • 尿の回数や量が多くなった
  • 疲労感を感じる
  • 食べているのに体重が減ってきた
  • 皮膚が乾燥してかゆい
  • 健診で「血糖値が高い」と言われた
  • 尿が泡立つ
  • 肥満気味である

糖尿病の分類

1型糖尿病

1型糖尿病は、膵臓のベータ細胞が何らかの理由で破壊されることで発症します。 ベータ細胞は血糖を下げるホルモン「インスリン」を分泌する役割があり、これが減少または消失すると、体内でインスリンが作れず血糖値が高い状態が続きます。 子どもから高齢のかたまで、すべての年齢で発症する可能性があります。

2型糖尿病

2型糖尿病は、インスリンは分泌されているものの、その働きが十分でないことによって発症します。 主な原因のひとつに、体質や食べ過ぎ、運動不足などによる肥満があり、現在では国民病のひとつとなっています。

妊娠に関係する糖尿病
(妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠
・妊娠中の明らかな糖尿病)

妊娠中は、おなかの赤ちゃんの成長を支えるために母体の内分泌や代謝が変化します。 赤ちゃんの主なエネルギー源であるブドウ糖が胎盤を通して母体に影響し、血糖値が上がりやすくなる状態が妊娠糖尿病です。 妊娠中の高血糖は、赤ちゃんが大きく育ちすぎたり、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。

当院の糖尿病治療について

正確な検査結果をもとに
安心の治療を提供

糖尿病の検査では、必要な情報を迅速に把握できる体制を整えています。特に、血糖コントロールの重要な指標であるHbA1cは院内でその日のうちに測定でき、結果を見ながら医師と一緒に治療の方向性を確認できます。また、合併症として問題となる動脈硬化の早期発見にも力を入れており、脈波図検査や頚動脈エコーによって血管の状態を丁寧に評価します。こうした検査を通じて、患者さん一人ひとりに適した糖尿病ケアを提供しています。

糖尿病認定医による、
安全で継続しやすい糖尿病管理

糖尿病の治療では、患者さんの安全性と継続性を重視した治療を行っています。糖尿病認定医として、まず食事療法や運動療法を中心に生活習慣の改善を指導し、わかりやすい冊子を用いて具体的な実践方法を丁寧にサポートします。薬物療法が必要な場合には、患者さんの病態や生活スタイルに応じて各種経口薬の中から適切なものを選択し、無理のない治療を進めます。さらに病状が進行した場合には週1回の注射薬を追加し、それでも血糖コントロールが難しい場合にはインスリン注射を段階的に導入します。検査結果や生活状況を踏まえ、患者さんが日常生活に負担なく取り組める形で治療を行っています。

医科歯科連携で、
糖尿病を全身からサポート

当院では、内科と歯科が連携して糖尿病治療に取り組む「医科歯科連携」を積極的に推進しています。糖尿病は血糖コントロールだけでなく、歯周病など口腔の状態とも深く関係しており、全身管理が重要です。当院では内科医と歯科医が情報を共有し、身体全体の健康維持を視点に入れた総合的な診療を行っています。血糖管理と口腔ケアを一体的にサポートすることで、より良い治療効果と合併症予防につなげてまいります。

検査

  • HbA1c
  • 血糖値測定
  • 尿蛋白・尿中アルブミン検査
  • 下肢動脈硬化検査(ABI)
  • 生化学検査(コレステロール・腎機能など)
  • 頸動脈エコー

治療

食事療法

糖尿病治療の基本は食事療法であり、インスリン注射を行っているかたでも欠かすことはできません。食事療法では、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素をバランスよく摂取し、糖質量やエネルギーを適切に調整することが重要です。
当院では、患者さんの生活習慣や健康状態に合わせ、医師が無理なく続けられる食事療法を丁寧にアドバイスしています。

薬物療法

インスリンの働きが十分でない場合や、食事療法や運動療法だけでは血糖コントロールが難しい場合には、薬物療法を行います。 現在では薬の種類も増え、患者さんの状態に応じてさまざまな選択肢が可能です。